2019年の暮れから始まった新型コロナウィルス感染拡大は、私たちの身体の振る 舞い方に多大な影響を与えています。ソーシャルディスタンスや消毒、オンラインに よるコミュニケーションなど。当初予想されていたよりも長く猛威をふるうウィルス に対して、ただちに生活様式を更新する重要性と同時に、新たな振る舞いのあり方を 長期的に養成していく必要性も感じます。
今回のAIRプログラムでは、ゲストキュレーターにレオナルド・バルトロメウスを迎え、アーティストと共に、即効性と遅効性の両者を兼ね備えた「舞い」のような思考と実践の方法を模索したいと考えています。